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10月, 2017の投稿を表示しています

#六甲ミーツアート2017行ったよ

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六甲ミーツ・アート 芸術散歩2017が公式にSNSフォトコンテストを催している通り、インスタに投稿するのが前提という印象が強い。ハッシュタグ「#六甲ミーツアート2017行ったよ」を付けてInstagramかtwitterに投稿してコンテスト参加のような取り組みからも伺える。

開催時期の重なる港都KOBE芸術祭は行政主導っぽいのに対して、六甲ミーツアートは企業色が強い。具体的なところで、前者がほとんど入場無料(アート鑑賞船は有料)なのに対して、後者は有料施設に入らないと見れない形態にも現れている。
広く言えば神戸を魅力的な街にする事に繋がっているんだけど、六甲ミーツアートの方が関連施設への入場料で収益を得るためのコンテンツ的な意味合いで、ビジネス色が多少は影響しているかも?


六甲山カンツリーハウス 六甲ハイ・チーズ 地元の中高一貫の女子校美術部が制作した作品。六甲山といえば牧場があってチーズだよね?的な連想のハイチーズなる作品。 カメラの写真をカメラで撮って、お約束のInstagramにあげる。このとき、自分の目に作品がどのように映り、自分自身の文脈を絡めて作品をどのように捉えたのかを外に表現する行為に思えてくる。センスとセンスのぶつけ合いに参戦する気概で臨む。

KoiのRock 'n' Roller 自らの作品を「駄菓子」ならぬ「駄美術」と呼ぶ現代美術二等兵さんの作品。
30分に一度のパフォーマンスが何かと思えば、鯉だけに恋の歌がメドレーで流れ、作品の周囲を鯉が群がるという馬鹿っぽさ。
ちょうど、音楽にもオーケストラから歌謡曲までの振れ幅があるのと同じように、美術だって厳粛な作品からキャッチーな作品まで振れ幅があっていいのかもしれない。それなのに、美術は厳粛であるべしという思い込みがあったかもしれない。


六甲山名物 芝漬 駄洒落3連発となる、芝を漬物にした柴漬け。 周囲の芝が茶色がかる季節の会期中に、ビニールハウス的に漬けられた芝だけが緑のままキープされている。漬かっている方が変化しないなんて「逆やないか!」と突っ込んでしまう。山肌にスケールのでかい馬鹿っぽい作品のくせに、賞味期限が開催終了の日付になるなどパッケージの芸が細かいところがニクい。


六甲富士 日本を代表する富士山というモチーフを、京阪神の誇る六甲山にインストールしてしまう作品。 神戸港…

運動会の上位下位関係分析

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今年から娘が幼稚園に通いだし、父親として参加する初めての運動会は「こういう世界観だったのか!?」という新鮮さがあったので書き留めようと思い立つ。
ちょうど、当初の運動会予定日は前日だったのが、途中の雨天により延期決定したため、後半だけUX KANSAIセミナーに顔を出すことができた。参加者が上位下位関係分析に苦戦する様子を見ていたら、つい自分もやりたくなったので翌日振替となった運動会にて実践する。
家族からは「革新的な家族サービスをデザインする暇があったら、休日くらい家庭に尽くせ!」という顕在化した要望を承っており、肩身狭いUXer気取りの哀愁に満ちた投稿になってしまった。

運動会でのフィールドワーク ~場所取り編~ 2日連続となる開門2時間前からの席取りでは、「どうして自分は早起きして並んでいるんだろう?」を自問自答した。もちろん妻からの指示に従っているんだけど、さらに「なぜなぜ?」を繰り返して自分なりの答えを出す。 上位下位関係分析における「発見や洞察」の範例が「XXXのためにYYYがしたい」形式になっている。これは、観測された事実(YYY)だけではなく、背景にある理由(XXX)まで記載しておかないと、表面的な事象ではなく根本的な欲求が共通するもの同士をグルーピングができないからだろう。
並びなれたお父さんは折畳み椅子に座ってスマホゲームをして時間を潰したり、タクシーで到着した子供を被写体にカメラの動作確認をはじめたりする。マイカーのコインパーキング難民になるのは嫌だし、子供の体力温存を最優先にさせたい狙いがあるのだろう。
いざ開門すると小走りで目当ての場所を取る。クラスごとに区画が分けされているので、そこまで熾烈な争いにはならない。それでも藤棚の下などの日影には、UVカットのテントが集中する。 通路を挟んで前方はレジャーシート、後方はテントという不文律を見出した。危うく昨日は前方エリアにテントを設置してしまい、途中の雨天中止でリセットされたのが不幸中の幸いだった。場所取りに追われると空気を読む余裕が無いので、初心者殺しだ。


~写真撮影編~ 定刻通りに開会式が執り行われる。夏フェスと同じく、目当ての出演になると前方(レジャーシート)に繰り出して日光の下で観戦し、それ以外は後方のテントで待機する。
隣のお父さんはスマホで撮影した後はどうするのかな?と思って見て…

HCD-Net関西支部3イベント同日開催@大阪

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束の間の休息を有意義に過ごすべく、HCD-Net関西支部が主催する「70デザイン項目基礎講座」「人間工学基礎講座」「人間中心設計専門家サロン」の三本立てイベントに参加してきた。グランフロント大阪に入り浸るヘヴィな一日となった。

10:00~12:00 「70デザイン項目基礎講座」
13:00~15:00 「人間工学基礎講座」
15:30~18:00 「人間中心設計専門家サロン」

最初の2つは「人間工学の泰斗」として知られる山岡教授の講義で、特に「70デザイン項目基礎講座」についてはHCD-Netのイベントとして幾度となく取りあげられている。
毎度ながら、70項目を話しきるには時間が足りない問題と、人間の長期記憶がそれほど正確ではない性質から、聞く度に新しい発見がある。
新鮮な発見ではなく、単に私が忘れていただけではないのか?と言われると反論できないので、次回に振り返れるようblogにストックしておく。


制約条件で絞りフレームワークで解く 前後の講座「70デザイン項目基礎講座」「人間工学基礎講座」で伝えられるノウハウに違いはあれど、なぜそれを学ぶのか?どう活かすべきか?という根底にある山岡先生イズムは共通しており、ぶっ通し4時間と言っても過言ではない講義だった。

最も強く山岡先生イズムを感じるのは、最初にコンセプトを固めてから制約条件を絞り込んで進める考え。ここには、デザイン思考ワークショップにありがちな広範囲のアイデア出しへの批判を含んでいる。
すなわち、制約を満たさない範囲にアイデアを出しても棄却されて無駄になるので、有効な範囲を決めて密度高くアイデアを出す方が効率的だという主張。

もう一つ山岡先生イズムとして印象に残ったのは、フレームワーク思考は一般人でも再現できるのが良いということ。デザイン思考(というかHCD)はISO化まで漕ぎつけたとは言え、独人的で限られた人にしか実践できないという批判を含んでいる。普通のメーカーに働く普通のサラリーマンが実践しようとしたら、70デザイン項目や人間工学の中で語られるフレームワークを活用する方が堅実という主張。


私が問いを持ったこと 講義を聞いて問いを持ったことを書き記す。一部は質疑応答で解決したものもある。実は私の考えが的外れだったり、実は違っていないと後から判明するかもしれないので、せっかくなので外化しておく。


未来の…

想い出がいっぱい

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この度、転職するにあたって繰り返し送迎会を開いていただき、「あんなこともあったな」という古い話をいくつか思い出した。せっかくなので、振り返りとしてストックしておく。当時は辛い気持ちもあったけど、時間が経つと楽しい想い出に美化されるから不思議。

軽自動車に腕押し 私が初めてフルモデルチェンジ製品を担当した時のこと。社内ソフトウェア技術者にはコードを書かせず丸投げするメーカーもあるところ、入社当時の私はデバッグルームの人々と一緒にひたすらコーディングしていた。製品の一部分とは言え、SEとPGを両方ともこなすのは体力的にキツく、夜は終電を逃すようになって、自家用車で来ることも増えた。
例にもれず帰りが遅くなったある日、同僚に「今日は車で来てるから送ったるわ」と言い、ショッピングモールの駐車場まで一緒に歩いた。しかし、イグニッションを回してもまったくエンジンがかからない!見たところ、トンネルで付けたヘッドライトを消し忘れていたようで、軽自動車のバッテリーが上がってしまっていた。
電車も無いので絶望したのも束の間。そういえばバイクだったら押し掛けするよな!マニュアル車だし出来るかも!?と思いついた。ドアを開けた軽自動車のフレームに肩をかけて、2人で軽自動車を押した。人気の無い真夜中のショッピングモール駐車場で、斜め方向の一番長い直線を狙ってニュートラルのまま走り、運転席に乗り込んでクラッチ切って3速に入れる。

しかし、ガコン!という音と共に、軽自動車は止まってしまう。何度やってもエンジンはかからず、誰もいなくなった駐車場で体力を使い果たして再度絶望した。

県境シートベルト事件 国内の共同研究先まで開発した試作機を搬入するにあたって、みんなで社用車に装置を載せて、最も下っ端だった私がハンドルを握って出発した。高速道路を走り県境のETCを突破しようとした時のこと、大きな旗を持った警察官が車の前に立ちはだかり、急いでブレーキを踏んだ。検問か何かだろうか?素直に誘導されるまま車を脇に寄せて話を聞いた。

言われるがままに免許を出すと「この度、道路交通法が変わって後部シートベルトでも違反を取ることになりました」という説明とともに、白切符を切られた。言われてみればその時、後部座席に座っていた部長(今は本部長)が、前に乗り出して助手席の先輩にノートPCのディスプレイを見せながら話をしようと…