2016 UX KANSAI #8,9 ペーパープロトタイピング/ストーリーボーディング

「blogを書くまでがワークショップ!」なる教訓を振り返りがてら発信しつつ、習い事のように毎月受けているUXデザインの振り返りがスッカリ筆不精になってしまった。


マネタイズに苦戦して右往左往

筆が進まない理由は、上手く進められず後ろめたいせいだけど、それも含めて書き留める。連続セミナーとしては終盤に差し掛かり、上半期のユーザー調査&可視化を下地として、設計&評価をぐるぐる回すフェーズに入っている。どちらかと言えば普段の業務に近く得意なハズなのに、「上手くいっていない」のはマネタイズの面だった。

我々のチームが#5でつくったペルソナは、一人旅行するクリエイターだった。「これじゃぁ対象者が少な過ぎてビジネスにならない」ということで、急遽をペルソナを修学旅行の引率者に定めて#7を仕上げた。ボロも出しつつ時間内に収めた点だけは習熟度が上がった気もするけれど、掘り下げても既存ビジネスだし、「その場所でやる意味」にも欠けるサービスとなった。

元のペルソナが狭くても、「周辺の人も共通で持っている欲求を満たせれば広がりがあるハズ?」と、#8にて元の路線に戻してピボットしようとした。しかし、回を重ねるごとに詳細化が進んで手直しが苦しくなってくる。

一方向のウォーターフォールと違って、HCDサイクルは戻りながら回すもの。実際、設計&評価テクニックの恩恵で、モノづくりの出費なく失敗ができている。けれどやっぱり、締め切りのあるプロジェクトには手戻りがきかないタイムリミットがある。

ちょうど、熱い鉄を打ちながら形を作るように、自由に変えられる段階から設計を固めて整える段階がなければ納期は守れない。どの段階で危機感を嗅ぎ取って立ち止まりピボットを繰り返すか、いまひとつ見極められていないので鍛錬が必要。



後ろめたさの打開は?
セミナーの間は丸一か月空くので、その間に準備して差し替えればよいのだけど、忙しさを言い訳に手が付けられないまま時間を食い潰して当日を迎えてしまい、夏休みの宿題を忘れた学生のような心境で参加することになった。

講義の中で、「旅行に縛られなくてもよい」というリフレーミングなヒントの中で、産技大でも同じ課題に取り組んでいて、そちらは7億円ビジネスをモノにできそうという話を伺った。キレのあるサービスのアイデアが空から降りてくる訳ではなく、どうもフレーミングなアイデアを片っ端から潰すような作業をしている模様。

思えば普段はHCDと言っても改善型のテーマばかりで、リフレーミングが効いた革新的なアイデアを産むのはかなり苦しい。ペーパーテストを解く時のような必勝法は無いとは言え、漠然と「降りてこない…」と悩むでなく、手を動かすタスクには落とし込んで取り組むものだろう。

その方法は意外と連続セミナーの前半で伏線のように学んでいる。後は、チームで時間をとって集まって実践するのみなんだけど、そこのハードルが超えられていない。このハードルを越えるコミュニティーになることを、来期の自分に課そう。

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