投稿

11月, 2017の投稿を表示しています

東神戸マラソンを走ってきた

イメージ
神戸マラソン と名前は似ているけれど、まったく別物の 東神戸マラソン なるイベントが同日開催されている。これまで宗教上の理由から東神戸マラソンには出られなかったのが、先月の改宗を機に東神戸マラソンに出ようと一念発起した。 けっこう厳粛でストイックでなければならない印象があったマラソンに対して、大人が本気で遊ぶ草レース感が新鮮だったので書き留める。 当日に受付で自分の名前を告げると、空港で荷物に付けるタグっぽい奴が手渡される。ゼッケンであり、エイドで通行人 or 選手を見分ける印であり、裏面は自分でタイムを書き込んでの完走証も兼ねている。 参加費3000円の支払いは、主催している焼き鳥屋さんの兄ちゃんにニコニコ現金払いという、超アットホームな運営。神戸マラソンと同日の秋と、春にも開催されていて、今回で13回目になるようだ。 直前のニュースで、神戸マラソンの コスプレ規制 が話題になっていた。一方で、東神戸マラソンはそのような事は無いので気兼ねなくスパイダーマンで参加する。 10時のスタートに向けて川の歩道まで降りる。集合してみるとコスプレランナーはそんなにいないので浮いている感もある。 2万人が駆け抜ける神戸マラソンと比べて、東神戸マラソンは定員120人でキャンセルもあるだろうから100人程度といったところか。 主催者からの注意事項がスリリングだった。テレビ局から密着取材オファーがあったけれど、グレーゾーンを攻めてきたのが不特定多数に広まるとやりにくくなるので断ったとか。 選手宣誓では「スポーツマンシップでモッコリ!!」を唱和するという様式美。 六甲縦走キャノンボールラン のTシャツを着ている選手が多いと思ったら、姉妹イベントだったのね。 いよいよスタート。最初の都賀川は追い抜かず、通行人に道を譲りつつ走る。 神戸市をはじめ、公の組織からは何の後ろ盾も無いけれど、唯一、灘区民ホールは横断幕を引っ提げて応援してくれている( スタッフのつぶやき )。 とにかく信号は守る。お上への届け出はなく、速く歩く団体として薄い目で見過ごして貰っているイベントなので、ギリギリを守って継続するためにもマナーや法令順守には敏感。 最初の10kmは、だだっ広

2017年第7回HMDミーティング

イメージ
クリスマス色に染まりだしたグランフロントの装飾を横目に、ほぼ毎月、大阪(たまに東京)で開催しているHMDミーティングにお邪魔してきた。 タイトルこそHead Mount Displayを冠しているけれど、シューズ・活動量計・関連UI技術などウェアラブル全般を扱っている研究会。今回は 2017年度第7回 となる。 研究会やセミナーの類は東京が中心なのだけど、ウェアラブル技術で言えば大御所である塚本先生が神戸におられるためか、珍しく関西でも盛んなテーマという印象がある。 製造メーカーへのAI,AR,ウェアラブル導入 ARやウェアラブルの導入と言うとゲーム等アミューズメントに限られるイメージがあるけれど、実はビジネスへの応用も相性いいんですよ!という売り込みネタ。事例としては、コピー機の修理をするときに手を使わずマニュアルが参照できるとか。営業支援として型番からマニュアルを参照しなくても、画像認識して目の前に仕様が参照できるとか。 映し出すデータの準備がハードル高いのに対して、既に企業が備えているドキュメント類で対応できるのが主なカラクリ。題名のAIというのは、視界の画像から適切な文章を探して表示するあたりの知的な処理を指していて、諸々がHMDに統合される。 「こんなことも出来るよ」デモとして、Microsoft Hololensの仮想空間に操作パネルを出して操作していた。CADデータを空間上に出すことで、技術者同士のディスカッションに役立てたり。天井や壁の色をリアルタイムに変えることで、住宅内装の提案に役立てたり。 現時点で使い物になるかは置いておいて、方向性としてはデザインの進め方をより良くしそうな予感がする。すなわち、手を動かして作る前にリアリティをもたらすことで、問題点を前倒し抽出できるプロトタイピングの環境を提供する。そのデータづくりに工数を取られては本末転倒だから、設計情報から難なく構築できるのは必須だろう。 デザインの現場 理系の参加者が多そうな研究会にて、Unix Designの中内氏が壇上に立ち、デザイナーの立場からピクトグラムのボツ案を発表しだす。もはや、ウェアラブルすら関係ない!! デザイナーのお仕事について知ってもらおうと、会場からお題を受け付けて壇上でピクトグラムを作るという大